「分子ロボットは人類にとって敵か味方か?」(2018年10月11日、CBI年次大会ランチョンセミナー、タワーホール船堀、東京)
投稿日:2018/08/29
CBI年次大会で下記のランチョンセミナーを開催します。奮ってご参加ください。《CBI年次大会への参加登録が必要です》
「分子ロボットは人類にとって敵か味方か?」
日時:2018年10月11日(木)12:00~13:30
場所:タワーホール船堀、東京都
小長谷明彦(東京工業大学)
河原直人(九州大学)
標葉隆馬(成城大学)
Erika Szymanski (The University of Edinburgh, UK)
Kenneth Oye (MIT Political Science, USA)
Stephan Lingner (EA European Academy of Technology and Innovation Assessment, Germany)
分子ロボットとはDNAナノ技術を活用して運動・感覚・知能を持つ生体素材のロボットを作り出すことを目指す萌芽的学術分野である。この技術が実用化された場合の応用可能性は大きなものがあるが、同時にそれによってもたらされる負の影響も膨大なものとなる可能性がある。このようなジレンマを乗り越えて研究実践を継続するために、我々は倫理分野や社会科学分野の専門家とも協同して、分子ロボット倫理原則の草案を検討してきた。本セミナーでは、分子ロボット技術の現状についてのテクノロジーアセスメントを共有した後、我々の倫理原則草案を発表する。発表された草案をどのように改善するかをめぐって、フロアを交えて活発な議論を行いたい。